毎年空気の乾燥が気になる秋冬。空気が乾燥していると心配なのが、喉の不調や感染症のリスクですよね。
家庭内での感染症予防や健康維持のためにも、日々の加湿は欠かせません。
さらに、乾燥=肌のシワという現実も切実な40代のsunakonoです。
去年まで気化式の加湿器を使用していた我が家。10年ほど使用しているため、内部の汚れや見た目の劣化が気になってきました。
そこで今回は、主婦目線で選んだ次に買いたい加湿器を、選び方のポイントとともに紹介します!
手入れが簡単で、なおかつ電気代も抑えられる加湿器がほしいのよね…
コンテンツ
欲しいのはこんな加湿器
今回選びたいのはこの3点をクリアした加湿器。
我が家はごく一般的な一戸建てです。使用したいのはリビングのため、それなりに加湿力のある物が必要。
今まで使用していた気化式の物もよかったのですが、カルキ汚れや受け皿のぬめり予防などの手入れが面倒だったため、もっと簡単に手入れのできる加湿器が欲しいと思っています!
加湿器の選び方って?
加湿器を選ぶ際、まずどんなタイプの物が自分に合っているかわかりませんよね。そんな時は3つのポイントを確認しましょう。
その1:部屋の広さ
使用する場所の広さに応じた加湿器を選ぶことが大切。
加湿器ごとに表された適用床面積よりも広いお部屋で使用した場合、いくら運転しても湿度が上がりません。反対に、部屋に対して加湿しすぎても結露などの原因に。加湿されていないのに電気代ばかりかかってしまうこともあります。
使用する部屋の広さに合った加湿器が◎
その2:掃除のしやすさ
加湿器は常に水を入れて使用するものですので、こまめにお手入れをすることが重要です。
お手入れを怠ると内部に雑菌が繁殖し、加湿どころかお部屋に雑菌を放出してしまうということも。タイプによって掃除の方法や手間は異なります。
毎日お手入れできる?できない?掃除のしやすさをチェック!
その3:使用する電力量
加湿器運転時に必要な電力量はタイプによって大きくことなります。
短時間の使用の場合はあまり気にすることもないかもしれませんが、一日中加湿するなら電気代の負担もかなり変わってきます。
1か月の電気代は大体どのくらい?実際にシミュレーションしてみるのも◎
タイプ別の特徴とメリット・デメリット
加湿器は大きく分けて4つのタイプがあります。それぞれのメリット・デメリットとともに、その特徴を見ていきましょう。
広範囲の加湿ができて低電力「気化式」
水を含んだフィルターに風を当てて気化させ加湿するタイプ。部屋の中で風を当てて洗濯物を干している状態に近い加湿方法です。消費電力が少なく広範囲で加湿できるのが魅力です。一方、加湿には比較的時間がかかります。
清潔さと加湿速度ナンバーワン「スチーム式」
水を加熱した水蒸気で加湿するタイプ。ポットにお湯を沸かしているのと同じ状態なので、水蒸気の吹出口が熱くなります。小さいお子さんやペットのいる家庭では要注意です。常に煮沸された状態のため衛生的に使用できます。
コンパクトで低価格「超音波式」
水に超音波の振動を当てることで細かいミスト状にし加湿するタイプ。コンパクトで低価格なものが多く、狭い部屋や卓上での使用などに最適です。タンク内で雑菌が繁殖すると一緒に空気中に放出されてしまうため、こまめなお手入れが必要。
高加湿力と低消費電力◎いいとこどりの「ハイブリッド式」
フィルターに風を送ることで加湿する気化式の加湿方法に、ヒーターをプラスして加熱した風を送ることで加湿力をより高めたタイプ。加熱の際に使用する消費電力は大きいものの、上手に使うことで節約も可能です。
常に清潔に保てるスチーム式が気になっていたけれど、電気代が思ったよりもかかりそう
結論!加湿器を買うならこれ
ダイニチ DAINICHI HD-RXC500B-T
一番のポイントはパーツが取り替え可能なところ。
水が溜まったままだとぬめりが気になる給水タンク下のトレーは、ワンシーズンで取り替えられる使い捨てのパーツを設置可能です。さらに、お手入れを怠るとカルキが溜まりかぴかぴになりがちなフィルターも交換できます。
パーツををシーズンごとに買い替えられるのは、使わないシーズンのカビなどの心配もなくgood!
気になる電気代は気化式よりも高いですが、エコモードをうまく使用することで節約できます。
パナソニック Panasonic FE-KXU07-W
お肌の水分量をアップしてくれるナノイーに興味津々。
気化式のいい点は何よりも電気代が安いところです。一日中加湿するなら消費電力は極力抑えたいもの。広範囲の加湿ができる加湿器の中で、一番電気代がかからないタイプなのが魅力ですよね。
加湿フィルターは簡単に外せて押し洗いができる柔らかい素材なので、気になるお手入れも手間がかからず衛生的に使用できます。
象印 ZOJIRUSHI EE-DD35-HA
沸かしたお湯の蒸気で加湿をする、衛生面と加湿力ではトップのスチーム式加湿器。
フィルターやタンクなど、細かいパーツを取り外して手入れをする必要がないのも魅力的です。
ただやはり気になるのは電気代ですよね。毎月の電気代だけ考えても気化式の何十倍も高くなってしまうのは悩むポイント。それさえなければ一番欲しいアイテムです。
シャープ SHARP HV-R75-W
一番のポイントは給水のしやすさ。タンクを外して蛇口から給水はもちろん、本体上部からの給水もできるため、ちょっとの継ぎ足しが簡単です。
取り外しできるパーツは丸洗いでき、パーツを取り外した本体はタオルを通して内部まで拭き掃除が可能。付属のイオンカートリッジは交換可能で、気になるぬめりも予防できます。
シャープならではのプラズマクラスター搭載も魅力的です。
まとめ
「手入れのしやすさ」「電気代」「広範囲で加湿可」をポイントに加湿器を選んだ結果、気化式の中でもお手入れがしやすいタイプのもの、電気代とパワーのバランスがいいハイブリッド式、そしてやっぱり気になるのがスチーム式、という結論になりました。
最終的にこの中から一つを選びたいと思います!
懐事情や生活スタイル、自分の性格にあった機能の加湿器を選ぶことが加湿器選びでは一番のポイントといえそうですね。
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