こんにちは。sunakonoです。
先日小学校高学年の息子と一緒に、宮崎駿監督が手掛ける「君たちはどう生きるか」を鑑賞してきました。
映画の内容などの前情報がない状態での鑑賞でしたが、結果として親子共々とても楽しめる内容でした!
映画の対象年齢は特にありませんが、個人的には、ジブリの作品が好きなお子さんであれば低学年でも楽しめるのではないかなと思います。
高学年以上向けとの意見も多いこの映画、今回はその理由についてsunakono的感想をまとめました。
・2024年1月 米国ゴールデングローブ賞アニメ映画賞受賞
・2024年2月 英国アカデミー賞アニメ映画賞受賞
このほかに音楽でも作品賞にノミネートされるなど、海外での評価も高い作品です。
※2024/02追記
お子さんとの鑑賞を迷っている方、是非参考にしてくださいね!
「君たちはどう生きるか」ってどんな作品?
ジブリの作品を長年にわたり手掛けてきた、宮崎駿監督の最新作。
今までのジブリ作品と異なるところは、事前に映画についての情報がほとんど解禁されていないという点。
内容はもちろん、声優さんの情報や映像なども公開されていません。
唯一公開されていたアオサギの絵ですが、この絵だけでは内容まで想像することは難しく、小学生の息子が果たして楽しめるだろうか?という不安もありつつの鑑賞となりました。
「君たちはどう生きるか」は小学生にもおすすめ!
ジブリの作品といえば様々なものがありますが、中でも小学生に人気の作品は「となりのトトロ」や「千と千尋の神隠し」「崖の上のポニョ」などがあげられます。
これらの作品に共通するのが、ファンタジー要素が強いという点。
物語の中で序盤から不思議でかわいいキャラクターが登場したり、小さな子供が主人公であるというのが共通しているこれらの作品。子供たちが夢中になり、引き込まれるストーリーなのが特徴です。
対照的なものとして「風立ちぬ」「紅の豚」などがあげられると思いますが、これらの作品はキャラクターで物語に引き込むというよりも、登場人物の生き様や時代背景などが描写された大人向けの作品であると言えます。
「君たちはどう生きるか」ですが、sunanokoの感想としてはその中間。どちらかというと「もののけ姫」や「ハウルの動く城」あたりに近いのではないかな、と思いました。
観ているだけでかわいい!楽しい!というよりは、少し影の部分もありつつ、でもファンタジー要素も盛りだくさん。といったところでしょうか。
ですので、そのあたりの作品が好きなお子さんであれば、小学校低学年・高学年問わずおすすめできます。
sunakono息子は集中力があるほうではないけれど、面白かった!また観たい!と言っていたわよ♪
高学年向けと言われる理由
この作品の主人公は思春期の少年です。
無邪気な子供が主人公ではないため、高学年以上の子供たちのほうが共感できる部分が多いのかもしれません。
また、序盤は主人公の置かれた環境や心の葛藤などについての描写が多く、ファンタジー要素が少なめ。
それも低学年のお子さんには少し退屈に感じてしまう可能性があり、この映画が高学年向けと言われる理由ではないでしょうか。
ともあれ、後半には不思議なキャラクターや冒険要素が盛り込まれており、子供たちにとっても飽きずに鑑賞できるジブリワールドが展開されていましたよ♪
誰の心にもささる!主人公の成長がみどころ
ジブリの作品といえば、物語の中で主人公が人として成長していくのがひとつの魅力ですよね?
観た時の年齢や環境によって、何度見ても違った感動を与えられます。
この作品についても、主人公の少年が自分の中に抱える葛藤を乗り越え、成長していく様子がとても感動的でした。
特に子を持つ親にとっては胸にぐっとくるものがあり、エンドロールの歌も相まって(ネタバレになるので、歌の詳細は書かないでおきますね。)感情が溢れてしまいました。
親に限らず、誰もが経験してきた思春期のことを思い出したり、主人公や登場人物に思いを重ねる方は多いのではないでしょうか。
まとめ
- 小学生にもおすすめ
- 高学年にはもちろん、ジブリ好きな低学年にも◎
- 大人の心にささる成長物語
以上が「君たちはどう生きるか」を小学校高学年の息子と観たsunakonoの感想です。
事前情報がない中での鑑賞は、観終わった後の感動もいつも以上のものとなりました!
素晴らしい作品ですので、お子さんと一緒に是非鑑賞してみてはいかがでしょうか。
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